病院と避妊薬のイラスト

病院で避妊を行なう場合に処方されるお薬についてご紹介します。また病院でピルなどの避妊薬を処方してもらう場合、保険証が使えず自費負担となるケースが多いので注意しましょう。

避妊薬アンジュの作用について

避妊のための薬として婦人科などで処方される低用量ピルの1つにアンジュというのがあります。

アンジュは3相性タイプと呼ばれる種類のもので、女性の自然なホルモンバランスにより近くなるよう、成分が3段階に変化するようなっています。不正出血が起こりにくくなるというメリットがある一方、もしも飲む順番を間違えた場合、逆に不正出血が起こりやすくなったり、避妊の効果が落ちたりといった作用があるため飲み方を注意する必要があります。
逆に服用期間中ずっと同じホルモン量のものを1相性タイプと言います。

服用法をまちがえなければほぼ完全に避妊ができるアンジュですが、一方でその効果を下げる食べ物や薬などがあるので、飲み合わせにも注意が必要です。

テトラサイクリン系の抗生物質やペニシリン系抗生物質、セイヨウオトギリソウを含むサプリメントや食品・リファンピシン・バルビツール酸系製剤などはアンジュの効果や作用に影響が出てくるおそれのある飲み合わせです。避妊効果が落ちたり、不正性器出血など発生しやすくなります。アンジュの血中濃度を高めたり、月経異常の副作用があらわれた例もあります。

副腎皮質ホルモンや三環系抗うつ剤・シクロスポリンなどは飲み合わせ相手のほうの作用に影響が出る恐れがあります。その作用が強くなりすぎたり、血中濃度を上げすぎたり下げすぎたりなどの影響が出てきます。

他の薬も服用している場合には、必ず医師に報告して判断を仰ぐようにしましょう。どちらを優先するかで、場合によっては他の低用量ピルに変更することを検討した方がよい場合もあります。
そして、もしも何らかの症状が出てきた場合にはすぐに病院に行くようにしましょう。